ドイツの酷暑による悲しい出来事

ドイツの酷暑による悲しい出来事

今年の夏はドイツも熱波襲来により

猛暑でした。

やっと今週から雨が降ったので

少し涼しくなりました。

一番きつかった時期は6月20日頃から

6月末までの酷暑といえるような

異常な暑さでした。

私の住んでいるローテンブルクでは

40度超えを観測しました。

6月の猛暑による関連死ですが

ドイツでは約1万人の死亡が

推計されました。

私はローテンブルクの街で

アパートメントを所有し賃貸で

貸しているのですが

借主である一人暮らしのドイツ人男性が

6月の酷暑の日に持病の心臓に

大きな負担がかかってしまったのか

悲しいことに亡くなられました。

まだ60歳でした。

亡くなられた男性は

とても犬が好きな人でした。

以前、旅行先のハンガリーで

捨てられていたシェパード犬を

自ら保護してドイツに連れてきて

レックスという名前をつけ

とても可愛がっていました。

数年前にレックスが病気で

亡くなってしまった時に

僕はもう犬は飼わない、、

自分は一人だし自分の方が

先に逝ってしまったら

犬が可哀想だから、、

寂しそうに言っていた言葉が

心に残っています。

最近は定期的に犬猫の保護施設へ

行って保護犬の散歩をしているけど

楽しいよ、、と

本人から聞いていました。

保護施設の人の話だと

犬達を愛し犬達からも

とても愛されていたそうです。

もう2度と会いに来れない彼の死を

どのように知らせたらいいか、、

彼が来ることを待っている犬達に

伝えるのは辛すぎる、、

と犬猫の保護施設の人が

言っていました。

保護犬の散歩に行った日に

犬舎の鍵を返し忘れてしまったことで

彼から後で鍵を返しに行くからと

保護施設の人に連絡があったそうです。

具合が悪そうだったので

異変を感じた保護施設の職員の人が

彼のアパートメントを訪ねましたが

応答がないので警察に通報し

消防車や救急車が来ましたが

残念なことに亡くなられました。

私の勝手な推測ですが

長く続いている猛暑によって

体調を崩して具合が悪いのにも関わらず

少しでも犬達を外に出してあげようと

散歩をしてしまったのかな、、

悲しい残念なことになってしまいましたが

彼が犬舎の鍵を返し忘れたことで

直ぐに安否の確認ができたことは

犬達が彼を守ってくれたのかな、、

と私は思いました。

葬儀は樹木葬でしたが自然の中で

沢山の友人達が参列して行われました。

以前、彼から僕には家族はいない、、

と聞いていました。

葬儀に絶縁状態にあったという

彼の弟さんが来ていましたが

参列者に挨拶もしていませんでした。

亡くなられた男性と色々な深い話は

したことがないですが

素晴らしい愛情深い友達や犬達に

恵まれた人だったんだな、、

葬儀の時に彼の人生の背景を

少しでも感じることができました。

あの猛暑の悲しい日から早いもので

約2ヶ月近くが経ちます。

彼の死を惜しみながら、、

心配や不安なことが多いです。

絶縁状態だったという弟さんからは

アパートメントの引き渡しの連絡は

末だ一切ないです。

大家の私は部屋の中に入ることも

できません。

色々なことが現実問題となって

大変ですが経験として受け止めて

ドイツの法律を勉強しながら

解決していければと思います。

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