ローテンブルクのクリスマスマーケット

今日はクリスマスマーケットの最終日です。

お店の仕事があるので地元ローテンブルクの

クリスマスマーケットに今年は行くことが

できないと諦めながらも今年のなかで

何かやり残したことがあるように

感じていました。

クリスマスマーケット内にある現在工事中の

(工事は進んでいませんが、、)

ラブリーのお店の周りのマーケットの人達に

挨拶をしなければ、クリスマスと年末年始を

気持ち良く過ごすことができません。

なので、お店を早めに閉めて行くことに

しました。

マルクト広場のお店を見ながら

懐かしさを感じます。

ここ数日の暴風と雨の為か金曜日なのに

いつものような混雑がなかったので

ゆっくりと見ることができました。

ヤコブ教会が見えてきました。

右側の建物がラブリーのお店です。

愛しいお店なので工事が中断している

真っ暗のお店を見ると悲しくなります。

あー、、お店がまるで廃墟のように見えます。

悲しくて溜息がでました。

本当ならクリスマスマーケットの時期に

合わせてお店を再開する予定でしたが

天井の工事が中断されてしまったので

来年の春以降でなければ工事が再開されません。

そんなことを考えるとお店のあるマーケットを

訪れるのは、正直言うと気持ちが

少し重かったです。

毎年、ラブリーのお店の横で出店している

クリスマスマーケットで1番有名な

ソーセージ屋さんの女主人の笑顔を

拝むことができたので

いっきに気分が晴れました。

今年はクリスマスマーケットのお店が

できなくて残念だったね、、

お店の前で屋台を出せばよかったのに、、

と言われましたが本当にその通りです。

お店の工事が長引くことを予想して

新しいお店をオープンしましたが

クリスマスマーケットの出店屋台のことまで

頭がまわりませんでした。

私は女主人のことをオバちゃんと呼んでいます。

私の大好きなオバちゃんはローテンブルクから

少し離れたところで、お肉屋さんを

経営していたそうですが

現在は子供達が事業を受け継いで

いるようです。

クリスマスマーケットの時期にだけ

会える人間的にも商売においても

私の尊敬している人です。

今年も元気な笑顔を見ることが

できて良かった、、

感激の再会でした。

来年のクリスマスマーケットは

また一緒に頑張ろうね!

と温かい言葉をかけてくれました。

長年の経験からクリスマスマーケットは

かなりの確率で売り上げが天気によって

左右されるのですが

寒い日の方が売り上げが伸びます。

毎朝、天気予報を教えてくれたオバちゃんですが

天気によってソーセージやパンの仕入れ数を

予想しなければなりません。

とても寒い日が多いのですが

外の屋台、店のドアを開けながら

営業するのは、体が凍傷のように

なってしまいます。

誰もが厳しい条件の中で営業するので

お互いを思いやるような一体感を

感じることができます。

お互いのお店で買い物をして

お店同士が助け合います。

それが年に1度の楽しみな

クリスマスマーケットの魅力でも

あるんですよね、、

今年は店の工事で参加できなかったので

寂しかったですが、、

1年の中で最も仕事が楽しいと思えるのが

クリスマスマーケットの時期なので

来年は近所のマーケットのお店の人達と

一緒に楽しみながらお店の営業を

したいです。

今年のマーケットに参加できませんでしたが

ロングソーセージを注文すると

オバちゃんが近所割引と言って

半額プライスにしてくれました。

そういえばオバちゃんは娘さんや

孫たちへのクリスマスプレゼントを

毎年のようにラブリーのお店で

購入してくれましたが

私が割引をするとオバちゃんは

言いました。

” 私には充分にお金があるから

割引はしなくていいのよ!”

と言われて

” オバちゃんカッコイー!” と心の中で

叫んでしまったことが

つい昨日のように思い出されます。

コロナの時の厳しい状況の中で

商売をすることは大変なことなので

思いやりの気遣いをいただいたと

その時は思いました。

私もいつかオバちゃんみたいに

割引を断ってみたいと思うのですが

インフレの時代に半額にしてもらった!

と感謝しながら美味しいソーセージを

いただきました。

日本でも有名な色の綺麗なオパール毛糸も

沢山ありました。

可愛い、、

ですが、来年の目標は断捨離なので

見るだけです。

木彫り屋さん

1年中飾っていたい素敵なクリスマスの

デコレーションです。

ドイツの代表的な民芸品といえば

伝統工芸品のクルミ割り人形とか

パイプ人形などプレゼントにも素敵です。

ローテンブルクのマルクト広場の

ファッハベルクハウス、木組の家は

夜になるとライトアップされて素敵です。

子供達が小さかった頃を懐かしく

思い出してしまいます。

1年中眺めていたいクリスマスツリーです。

皆さま素敵なクリスマスをお過ごしください!

メリークリスマス!

ニュールンベルクのクリスマスマーケット

先日、ニュールンベルクのクリスマス

マーケットに行ってきました。

日曜日なので大混雑を覚悟していましたが

やはり人が凄く多かったです。

今年は未だ地元ローテンブルクの

クリスマスマーケットに行っていません。

朝から遅くまで店の営業をしていると

クリスマスマーケットに行く時間は

ほとんどないので残念ですが

今年はニュールンベルクで楽しみました。

ニュールンベルクといえば

有名なニュールンベルガーソーセージです。

ニュールンベルガーソーセージは

美味しいですが脂肪が多いです。

唐辛子と胡椒でスパイシーな味の

フォイアーソーセージの方が脂肪が少なく

食べやすいような気がします。

ハンバーグとパンが美味しいそう、、

カレー粉で炒めたタマネギとハンバーグの

サンドイッチを食べました。

とても美味しかったです。

ジャガイモのソテーも美味しそう、、

お腹がいっぱいで食べたくても

食べれないので残念です。

後で美味しいクレープも食べたいし、、

グリューワイン入りのチョコレートもあります。

クリスマスの季節限定のレープクーヘン、

シュトーレンなど色々あります。

お洒落なガラス容器の中にキャンドルを入れると

ロマンチックです。

手作りの暖かいアルパカニット帽です。

ドイツの冬は寒いので

素敵なプレゼントとしても喜ばれます。

手作りの木で作られた知育製品は

自然の木のぬくもりが子供の感性や

成長を助けてくれますよね、、

素敵な手作りのクリスマスツリーの

オーナメントは高価なので一度に買って

揃えることは大変ですが

毎年、一つずつ購入するのも楽しいと

思います。

可愛いミニチュアドールハウスのお店が

ずっと見ていても楽しくて飽きないです。

手作りのクリスマスリースが

とても素敵、、

自分で作ってみたくなりました。

来年はリース作りを習いたいと思います。

美しいアートなキャンドルは

華やかなデコレーションにもなります。

蜜蝋キャンドル

ニュールンベルクのクリスマスマーケットは

沢山の職人さん達が素晴らしい手作りの

製品を出店しているので

良い刺激を受けながら楽しめます。

寒い冬に温かいグリューワインを飲みながら

ソーセージを食べるというのが

クリスマスマーケットの伝統的な

楽しみでもあります。

怪しい赤い光を灯しているグリューワインの

お店はパフォーマンスしながら

ガスバーナーでワインを温めていました。

ライトアップされて綺麗、、

やはり昼のクリスマスマーケットよりも夜の方が

美しくて感動的です。

年に一度のクリスマスマーケットは

今週の土曜日までなので

終わってしまうと思うと少し

寂しさを感じます。

残り少ない2023年を振り返り

2024年がどんな年になるのか、、

今年もポジティブに考えたいです。

ローテンブルクLovely ラブリー

ドイツ ローテンブルクにあるラブリーのお店は

今年の8月末に新しくオープンしました。

左側の青い建物がラブリーのお店です。

マルクス塔からすぐ近くです。

写真のマルクス塔の右側が

ロマンチックホテルで有名な

ホテル マルクストウルムです。

ホテル上の屋根の上にコウノトリの巣が

ありますがコウノトリの賑やかな鳴き声が

時々聞こえると和やかな気分になります。

お店の右隣りは働き者で優しいオーナーが

家族経営しているスーパーマーケットで

左隣りは昔から街の住民たちにも愛されている

美味しいパン屋さんなので

ついつい食べ過ぎてしまいます。笑

今年のローテンブルクの街は例年に比べると

クリスマスデコレーションが地味なような

気がします。

エネルギーや戦争の問題で自粛しているのかな、、と

勝手に考えていましたが、お客様に聞くと

そんなことはない、、

毎年、そんなに派手なデコレーションは

していないと言われます。

そういえば、現在工事中のラブリーの本店は

クリスマスマーケット内にあるので

マーケットの派手なデコレーションのイメージが

強かったのかもしれません、、

ラブリー本店は11月までに工事が終了し

クリスマスマーケットから営業再開の

予定でしたが工事が長引くことになって

しまいました。

築600年の古い建物なので、工事に関して色々な

問題がでてきています。

一番の大きな問題は、ローテンブルク市の

建築当局が厳しすぎるので、思うように工事が

進みません。

店の天井を新しく作り変えるだけなんですが、

柱を1本抜いただけで、建物が崩れるかも

しれないようなシリアスな問題もあるようです。

残念ながら今年はクリスマスマーケットに

参加できないので少し落ち込んでいました。

工事中の店の中にビニール袋を張り詰めて

テントを作って、クリスマスマーケット期間だけ

店の営業をすることも考えましたが

今年は、ずっと天気が悪いので

無理をしてまでクリスマスマーケット内にある

お店の営業をしなくて良かったのかな、、

と思います。

営業中に建物が崩れたりしたら恐怖です。

ラブリーの新しいお店の場所の住所です。

Rödergasse 8

91541 Rothenburg o.d.T

Germany

ローテンブルクにお越しの際は

是非お越しください。

お待ちしております!

お店の中で一番好きな場所です。

中にテーブルと椅子を置き隣のカフェタイムが

できればいいな、、と思いましたが

結局、お客様の洋服のお取り置きのスペースと

なっています。

大好きなオードリーヘップバーンは

ラブリーのお店を華やかにしてくれます。

オーガニック化粧品とファッション系を中心に

主にイタリア、フランス、インド、ネパールの

製品を取り扱っています。

青い目のお守りアクセサリーとスペイン語で

愛AMORのネックレスが若い女性に人気です。

アクセサリーの仕入れは若い娘のセンスを

参考にしています。

オープンしたばかりの頃は夏物製品で

お店がスッキリしている感じですが

冬物製品が多くなると場所をとるせいか

お店の感じが重くなりますよね、、

クリスマスシーズンなので、仕入れが多くなり

商品が増えてしまい店が狭く感じるように

なってしまいました。

時々、買い物に来られる地元のお客様から

自分の描いたローテンブルクの絵を飾って

販売して欲しいと言われて断れずに

悩んでいます、、

お店のオープン日に疲れきった顔で

記念撮影、、

今となると思い出となりましたが

色々な出来事があった2023年でした。

今年も残すことわずかとなりましたが

本当に時間の経過は、とても速いです。

来年は平和な2024年になりますように!